24のクオリティ: 根拠重視
こんにちは!
Spark Lab(スパークラボ)の清川絹です。
ちらほら入学式・入園式のご家族と出会い、なんだか春らしい雰囲気になりましたね。
子どもが小さかった頃、公園でランチをよくしたな・・と懐かしく思い出します。
さて今回は、ルミナスパークの
「24のクオリティ」の中の1つ、「根拠重視」をご紹介します。
「それ、言い切れる?ちゃんと調べた?」
人の説明を聞いているとき
提出用の報告書を読んでいるとき
クライアントとのミーティング中 などに
昔、私が職場でよく感じていたことは
「それ、言い切れる?ちゃんと調べた?」という不信感でした。
自分の中にあった思いといえば
・十分な情報がないのに、言い切ってはいけない
・「間違っていました」と、後から自分の言葉を覆すことは極力避けるべき
・最初からきちんとした情報を出さないと相手に失礼だ
というようなものでした。
それがルミナ・スパークでいう「根拠重視」であり
自分の特性であり「強み」だから、
ほかの人はそこを重要視していないどころか
必要だと思っていないとか
やろうと思ってもできないこともある ということを知り
とても納得したのをよく覚えています。
それでは、このクオリティがどんなものなのか、
ご紹介します。
根拠重視とは
根拠重視は、ルミナ・スパークの「堅実」の中のクオリティで
こんな風に定義されています。
↓
・自身の体験や蓄積した知識、一般的な事実が大切
・詳細に注意を払った、正確な決定を好む
・反復的なタスクを得意とし、常に高いレベルのパフォーマンスを発揮する
相対するクオリティは「想像力豊か」なので
「想像ではないもの」と置き換えてみると
実感できる人もいるかもしれません。
よくあるパターン
詳細を意識した正確な決定をしたり
安定した高いパフォーマンスを発揮したりするために
水面下で何をしているか?というと・・・
たとえば、私が提案書を作成する場合には、
まずベストだと考えられるシナリオが見つかるまで
「幅広い情報収集」をします。
そして、詳細レベルでも一貫性を持てているかチェックし、
必要に応じて、さらなる「根拠」を探します。
このクオリティが強くない人から見ると
「もう十分じゃない?」
「これって必要?」
「時間の無駄」
そんな風に見えているかもしれません。
ネガティブな面では、
詳細に焦点を合わせすぎて、
全体像が見えなくなることがあります。
詳細を調べたい欲求と、
締め切りが迫っている現実の狭間で
もがくこともあります。
心から納得できるまで動きたくないので
瞬発力が弱めです。
「根拠重視」を上手く活かすヒント
強みは、自分では当たり前すぎて
強みだと認識していないことも多いです。
また、「当たり前」なので
人がそれをしないことに対して
イライラすることもあります。
冒頭の私のような思いを持ったことがあったら
「根拠重視」なのかも、と考えてみてください。
そして、根拠重視という「強み」を
効果的に活かしていくために
十分なエビデンスを持った正確な情報は
大切だということはそのまま持ちつつ、
スピード感、革新的な発想、多くのアイディアなど
「今の状況でもっと重要視しなければならないことはないか?」
という問いを、頭の中においておけると、
もっと上手に自分を活かすヒントになるかもしれません。
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