24のクオリティ: 主導力がある
こんにちは!
Spark Lab(スパークラボ)の稲場泰子です。
最近はまったドラマや映画はありますか?
私が最近(でもないですが)ハマったドラマは
「コンフィデンスマン」です。
長澤まさみが演じる「ダー子」という天才詐欺師とその仲間の話ですが、
奇想天外な話と、軽快なテンポ、
そして根底に流れる人間愛が感じられる
極上のエンターテイメントです。
そして自分の場合、
何よりも「ダー子」さんの「主導力」に惹かれています。
今回は、ルミナスパークの
「24のクオリティ」の中の「主導力がある」をご紹介します。
「仕切り屋」
身近に「仕切り屋」として思い浮かぶ人はいますか?
どんな人ですか?
どうして「仕切り屋」だと感じるのでしょう?
かくいう私は自他共に認める「仕切り屋」です。
気がつくと段取りを作ったり、周りの人に役割を割り振ったりしています。
仕事ではとても役に立っていますが、
プライベートではうっとうしく思われていることもあるかも、と自覚しています。
ルミナ・スパークの
「主導力がある」というクオリティーは、
「周囲をまとめ導き、権限を伴う地位に惹かれる」
と言う性質です。
まさに「仕切り屋」の性質。
私はこの性質がほぼ100%と、非常に高いのです。
「仕切る」女の子は嫌われる?
「主導力がある」はどうも生まれ持って高かった性質のようで、
子供の頃から「仕切って」いた記憶があります。
しかし、
「女のくせに生意気だ」「女の子なのに強すぎる」
と周囲に言われることも多く、
「良くないことをしているのではないか?」
という気持ちにさせられることも良くありました。
男の子ならば「しっかりしている」と言われるのに不公平だ、と思っていました。
私の子供時代は、このような発言が「普通」だった昭和時代です。
ですから、もうそんな発言はないのではないか、と思いたいのですが、
そうでもないようです。
私は女性リーダーを対象とした、ワークショップをやっていますが、
30代前後の若い女性でも
「女性が仕切ると嫌われるので出過ぎないようにしている」
と言う方が多いのに驚かされます。
「主導力がある」が本来高いのに、
普段の生活では発揮しないようにしている、
というルミナ・スパークのデータも、女性に多く見ます。
元々持っている素質があるのに、
「女性だから」とそれを押さえているのはとてももったいない。
「仕切る」人がいると皆助かる
もちろん、周囲を不快にしたり、独りよがりだったりするような「仕切り」が
良くないのは言うまでもありません。
しかし、「仕切る」ことそのものは決して悪いことではないはずです。
むしろ、「仕切ってもらえてありがたい」と思ってもらえることも
多いのではないでしょうか。
私はプライベートで「仕切って」本当に良かったと思う体験が1つあります。
夫の実家にまつわる話です。
夫の実家は古い日本家屋で、素敵な建築なのですが、
年老いた両親が住み続けるには厳しい状態になっていました。
夫も義兄もなんとかしなければと思いつつ、
色々とお互いに気兼ねして行動が起こせずにいます。
皆がなんとかしたいと思っているのに、口火を切る人がいない。
そのような時、私は「嫁」という、ある意味「部外者」の立場を利用し、
思い切って「リフォームしましょう」と提案しました。
そして実行するにあたり、どんどん仕切りました。
結果として家族全員が団結し、無事とてもよいリフォームを行うことができました。
「嫁」が言い出したことで、皆が乗ることができたのだ、と思います。
「強い嫁」と思われたかもしれませんが、結果が良かったのであれば本望です。
まだまだ悪い意味で「仕切り屋」になってしまうこともあり、日々反省ではありますが、
「仕切るか仕切らないか」
ではなく、
「誰に対して何を仕切るか」
ということを見極めて、上手に「仕切り」続けたいと思います。
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