ダイバーシティ(多様性)を受け入れる
こんにちは。
Spark Lab(スパークラボ)の清川 絹です。
3.11ですね。大震災発生十年の昨年、
娘の通う小学校では、14時46分にみんなで黙とうをしたそうです。
人間としてのあたたかみや思いやりという、
大切なことを大切にすることを、教えてくれていると感じます。
さて、今日は、人として大切にしたいなと思う
ルミナの”Deep Diversity”という概念を紹介してみたいと思います。
ダイバーシティ&インクルージョンとは
言葉だけは聞くようになって久しいけれど、
「今さら聞けないカタカナ用語」みたいなものかもしれません。
ダイバーシティというのは「多様性」
インクルージョンというのは「包含」
よって、「多様性を包含する」という意味なのですが、
何を隠そう、私自身も、長い間、あまり実感を持てない単語でした。
多様性は、平たく言えば、
ひとりひとり「違い」があるよ、ということですが、
「違い」には、目に見えるものと、目に見えないものがあります。
目に見える多様性、目に見えない多様性
日本でダイバーシティを語るときに
一番に上げられる「性別」のほか、
目に見えてわかる違いには、
ジェネレーション、目に見える障害、人種や民族などがあります。
目に見えない多様性には、
性格や能力、リーダーシップスタイル、
子供/パートナー/介護対象の有無、
価値観、文化的背景などが挙げられます。
”Deep Diversity”とはチームに影響を及ぼす多様性
ルミナが大切にしている”Deep Diversity”というのは、
目に見えない多様性のうち、
組織で働くときに、チームに影響を及ぼす要素としての「違い」です。
例えば、
コミュニケーションスタイル
やる気の原動力になるもの
その人にとっての常識や当たり前
といったものが、それに当たります。
見えない違いを含めて、受け入れるインクルージョン
インクルージョンとは、それぞれの違いを尊重し、受け入れることですが、
ルミナではその定義を
「誰もが自分の強みを最大限に発揮できるようにすること」としています。
最近はD&Iに“E”を加えて“DE&I”と言われるようです。
このEは「公平性(Equity)」です。
平等(Equality)とは、全員に同じ量を均等に配分すること。
公平(Equity)とは、全員が同じ状態になるように、量を調整して配分すること。
https://pin.it/5rIYHOi からわかりやすい図をお借りしてみました。
コロナ禍での在宅勤務はわかりやすい例と言えます。
人と関わりながら仕事をするのが好きな人は、
会社でみんなが集まっている働き方がいい。
ひとりで集中して仕事をする方がいい人は、
在宅勤務が性に合っている。
でも、家に家族がいたら、「一人で集中」ができないから、
会社にいるのが結局ベスト、など。
強みを最大化させるのに必要な環境、サポートは
人によって異なるのです。
人から生まれるエネルギーを増加させる
「自分の強みを最大限に発揮できる」ことを目指したとき、
公平に、”Deep Diversity”を考慮した、全員を包み込むアプローチにより、
組織が活用できる、人から生まれるエネルギーは増加する、と考えています。
あなたが、最大限の能力を発揮するために、
どんな制度や周りの協力を得ていますか?
あなたの周りに、本当は持っている強みを発揮しきれていない人はいませんか?
その人は、どんなサポートがあれば、その強みを解放できるでしょうか?
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