24のクオリティ: タフ

こんにちは!

Spark Lab(スパークラボ)の津田友恵です。


先日、ボスとプロジェクトの方向性について考え方の違いがありました。

年上で経験豊富な相手でも納得しあいたいと思うので、私は率直に私の考えを伝えたところ、「そういうところがあなたの強みね」と突然言われて驚きました。


あなたは相手と意見が違ったとき、衝突を恐れずに伝えますか?

それはなぜですか?



議論を好み、衝突を恐れない「タフ」

今日は対立が生じたときに

どのような態度やコミュニケーションをとるかがわかるクオリティを見ていきます。


「タフ」のクオリティのある人は「単刀直入で的を射ているのが好き」「議論を楽しむことができる」「粘り強い交渉人」です。


私はこのクオリティを内在でも日常でも持っています。

家族に対しても仕事の場面でも納得がいかなければ私の考えを伝えるし、

もし相手に違う考えがあるのなら言ってほしいと思っています。


そのほうがよい結論につながると思っているからです。


「タフ」 VS 「受容力」

この「タフ」に相対するクオリティが「受容力」です。

「受容力」は調和のために努力し、

対立が生じたときは自分の考えを変えることも厭わないクオリティです。


「受容力」のクオリティの高い方から、

「タフ」の率直さには威圧感を感じることがあるとフィードバックされたことがあります。


以前複数人が参加するミーティングの場で

「受容力」を高く持つメンバーに対して、

「もし違う意見があったら言ってください」と伝えたことがありました。


その場では「特にありません」と言われたのですが、

あとから

「私とは違う意見を多くの人が持っているとわかっている場で、

違う意見があるなら言ってと言われても伝えることは難しいのです」

と打ち明けられたことがありました。


私にとっては違う意見を持っているのに言わないなんて

信じられないという気持ちでしたが、

そういう方にも意見を話してもらえる私の関わりや

その場の環境づくりも大事なのだと気づきました。


隠された宝「タフ」

日本に拠点のあるグローバル企業で、

日本人のリーダーシップの課題としてよく聞かれることは、

会議の場でも恐れずに自分の考えを主張すること、です。


日本人であってもタフに議論できる方も沢山いらっしゃいますので、

ステレオタイプにとらえてはいけないと思いますが、

対立を恐れず議論できることは素晴らしい強みであることを

ぜひ理解いただけたらと思います。


その上で、自分はどんな場面では「タフ」を発揮できていて、

どんな場面では発揮できないのか、

自分自身に問いかけてみてください。

Spark Lab

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