24のクオリティ:目的意識が高い

こんにちは!

Spark Lab(スパークラボ)の稲場泰子です。

コロナ下での2回目の夏ですが、皆様どうお過ごしですか?


緊急事態宣言下の地域に住んでいる私は、宣言が発出されたタイミングで

(近場ですが)旅行の予約をキャンセルし、ちょっと寂しい気持ちになっています。

早く堂々と楽しく旅行に行けるようになると良いですね。


そのような時が来ると信じて、今回は旅行の話をしたいと思います。

「旅行の計画」

今まで一番よかった、思い出に残っている旅行はありますか?

「良かった」と思える旅行は増えていますか?減っていますか?


今はなかなかできませんが、旅行がとても好きです。

旅行自体はもちろん、計画を立てている時がとても楽しい。


旅行の楽しみの半分が、

「ここに行きたい、あれもしたい」

と考えている時間にあるかもしれません。


しかし、「きっちりしたい」から計画を立てているわけではありません。

「自分のやりたいことを外したくない」から計画を立てているのです。


ルミナ・スパークのクオリティーの1つに

「目的意識が高い」というものがあります。


「高い目標を立て、達成のために努力する」

というこのクオリティーが高いのが私の特徴です。


旅行でも「したいこと、見たいもの」を決めたら、

それを達成できるプランやルートを練り、

予約が必要か等調べて確実に実行出来るようにします。


実施できるととても達成感があります。


「目的」はあるけれど

しかし、いつもしっかり計画を立てているものの、

全ての旅行が充実していたわけではありません。


思い出すのは新婚旅行。

憧れのイタリアに完全自己手配で行きました。


プランを立てたのは元々バックパッカーで

旅行慣れしていた私で、夫は私に完全委任。


初めてのイタリア旅行に大興奮の私は、

「海中遺跡に潜る」とか「ちょっと寒いけどリゾートの海で泳ぐ」とか、

自分のやりたいことをプランにてんこ盛りで入れていました。


結局、「海中遺跡」ツアーの業者を探し回って時間が無駄になったり、

無理矢理一緒に泳がせた夫が現地で発熱して寝込み、バチカン美術館に行き損ねたりと、

ちょっと残念な旅行になってしまいました。


「目的」は何かを「する」ことじゃない

最近はそういうことはあまりなくなりました。

何が変わったのだろう、と考えてみると、「目的」の置き方なのかと思います。


『成功の9ステップ』(ジェームズ・スキナー)

では、時間を管理する計画を立てるときに「感情」もプラニングすべきだと説いています。


『時間管理とは、エモーショナル・マネジメントなのである。』

と、この本では書いています。


To-do リストに埋もれていた毎日の中でこの本を読み、衝撃を受けました。

影響を受けた私は、徐々に旅行の計画に「感情」を入れるようになりました。


それまでは「ここに行く」「これを見る」「これをする」「これを食べる」という「Do」を目的にしていました。

今は「こういう気持ちになる、共有する」と言うことも「目的」にしています。


例えば「一緒に時間が共有できて良かったと思いたい」と思えば、

「何もせず景色を眺める」と言うことがプランに入ってきます。


また、「楽しい気持ちをMAXにする」ことを目的にしていれば、

現地で何かを「する」ことが気持ちに添わなければ、止めることもそれほど「惜しく」ありません。


「目的思考」というと「ガツガツ何かを達成しようとする」「感情に疎い」というイメージを持ちがちです。

しかし、それは「目的」を「コト・モノ」に限定してしまっているからかもしれません。


さて、この夏、皆さんはどんな「感情」を味わうことを計画しますか?

Spark Lab

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