24のクオリティ:競争心がある

こんにちは!

Spark Lab(スパークラボ)の津田友恵です。


8月も後半になりました。

オリンピック開催には賛否両論がありましたが、

選手たちの熱戦には、ここまで厳しい鍛錬を乗り越えてきた

沢山のドラマがあり、感動しました。


強い意志と勝ち続けるこだわりがなければ、

オリンピックの場に立つことは難しいのだろうと思います。


今日はそんな強みを表す

「競争心がある」というクオリティを見ていきます。


意志が強く、勝ち負けにこだわる「競争心がある」

「競争心があなたの強みと言われても、正直嬉しくないんですよね」

ルミナスパークを使ったセッションのときに、

ある女性リーダーがそう言いました。

彼女は「競争心がある」を強みとして持っていました。



「競争心がある」のクオリティを持つ人にとって、

勝つことは人生において重要なことです。


成果を出すことに価値を感じ、強い意志で取り組みます。

誰かとの競争だけでなく、以前の自分に勝つという意味で、向上心も高いです。


その女性リーダーは、自分に競争心があることをネガティブに捉えていました。


仕事でも目標にコミットし、高い成果を出してきましたが、

勝ち負けにこだわるというのはあさましい感じがするそうです。


周囲から「すごいね」と賞賛される一方、

「強いね」とか「あなたのようにはなれない」ということを言われたことがあり、“かわいげがない”“怖い私”と感じてきたそうです。

だから自分のそういうところはあまり好きになれないというのです。


ここまであなたをうまくいかせてきた“強み“を理解する

「競争心があるという強みは、

 これまであなたをどううまくいかせてきましたか?」

と私は彼女に質問しました。


彼女は、こう答えてくれました。

「今まで仕事をしてきて、他の人より成果を上げたいとか、
能力を高めたいと思ってきました。
それがあったから今のポジションが得られたり、
仕事の幅を広げられたりしたと思います。」

実は、彼女のように、

自分をうまくいかせてきたはずの強みのよい面を見ずに、

ネガティブな面ばかりをとらえて、自分を否定する方がいます。


しっかりと自分の強みに向き合ってみると、

あなたをここまでうまくいかせてきた体験をきっと思い出せるはずです。


彼女はその後、こう言いました。

「自分らしさなんだと思います。
 こうやって強みだと言われると、確かにいかしてきたなと思います。
 大事にしないといけないですね」


彼女の表情が少し柔らかくなりました。


あなたは自分の強みを自分自身で認めていますか?

自分の強みを深く知り、認める。

それが自分への信頼となり、自信につながるのだと思います。

Spark Lab

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