”3つのペルソナ”とその読み方

こんにちは!

Spark Lab(スパークラボ)の清川 絹です。


先日、NHKの番組で見たのですが、

赤ちゃんの泣き声が、母親に「何かしてあげなければ」とソワソワさせる理由について、

「扁桃体」への刺激を上げていました。


扁桃体ハイジャック(Amygdala hijack)と呼ばれる反応ですが、

ある刺激を受けると、瞬間的かつ過剰な情動反応が起きるというものです。


人はいつでも同じ心理状態にあるわけではない。


そんな現実を、ルミナでは「3つのペルソナ」という概念を用いて考え、

「いろいろな状態のあなた」を数値化しています。


今日はルミナ・スパークの”3つのペルソナ”とその読み方の一例をご紹介します。



3つのペルソナとは

ルミナ・スパークの一番の特徴でもある「3つのペルソナ」は、

誰もが持っている、自分の中の多様性を表します。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3つのペルソナ

| 内在の自分
  家にいるときのような、最も自然体の自分

| 日常の自分

  社会で活動している、役割を意識して振る舞っている自分

| 行き過ぎたときの自分

  ストレスがかかっているときなど、いつもと違う心理状態の自分

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ルミナ・スパークの質問票では、24のクオリティについて

内在・日常・行き過ぎたときのそれぞれを測定して

全体の結果を算出しています。


それぞれの状態の自分が

どんな素質を活かし、どんな素質を使っていないのかがわかります。


内在の自分にはない、後天的に習得したと思われる資質もあれば

いつもは使っていないのに、いつもと違う状況になると

「行き過ぎてしまう」状態で出る資質もあります。


“M字型”とは

ルミナ・スパークのポートレートから読み取れる

あなたの傾向にはいくつか読み解くパターンがあるのですが、

今日は中でも注意したい”M字型”を紹介していきます。


”M字型”とは、

内在がく、日常がく、行き過ぎたときが

M字のように見えるクオリティのことです。

内在が高く、日常が低い

→素質として持っているのに使っていない。使えば上手に使えるのに、もったいない!

日常が低いのに、行き過ぎたときが高い

→普段の●●さんからは考えられない行動として認識される。

周りを驚かしたり、迷惑をかけたりするかも。


ということを表しています。


“M字型”の傾向

傾向としては、内在のクオリティなので、

隠し持っていることは、本人は気づいていないことが多く、


周りから「実はこういうところあるよね」と言われたりしても

あまり納得しなかったりします。


現実に「行き過ぎて」いつもと違う行動をすると

普段のその人とは違う!と周りからは見られます。


ネガティブに見える行動なので、本人も「失敗した」と反省して

本来持っている資質が、弱みとして出ているのだとは知らないまま、

そんな行動をする自分を抑え込みます。


抑え込まれたエネルギーは、時として爆発するという

負のスパイラルにハマっていく傾向があります。


正しい対策

“M字型”のクオリティの正しい対策は

日常で使わないように意識することではありません。


もともと持っている資質なので、

いざ使おうと思えば上手に使えるものです。


日常で上手に使える方法は何か?を探求するのが正解です。


使うと役に立ちそうなのは、どんな時か?誰に対してか?


具体的に考え、試しに少しだけ使ってみると、

意外に上手に使えて、自分で驚くかもしれません!


なぜ行き過ぎるのか?

弱みとは、何かが足りないことではなく、

強みが行き過ぎて、ネガティブな形で発揮されることであると

ルミナでは考えます。


ストレスがかかっていたり、プレッシャーを感じたりするような

心理的によくない状態になると、

本来強みである資質も、弱みの形で表に出てしまうのです。


あなたは行き過ぎると、どんな行動に表れますか?

その行動は、どんな強みの裏返しでしょうか?

Spark Lab

『ルミナスパーク』を使った講座を定期開催しています。 自分の強みの分析/チームビルディング/セルフリーダーシップ/女性リーダーシップなど、「個の時代」の必須スキルを習得しませんか?