相対する強みを両方もつ「パラドックス」

こんにちは!

Spark Lab(スパークラボ)の津田友恵です。


10月は今年最後のルミナスパーク資格認定講座が開かれています。

今回の参加者はコーチや研修講師をされている方等

プロフェッショナルの方が多いのですが、

ルミナスパークを通して新たな自分を発見できるとおっしゃって頂いています。


「相対する強みを持っていることは実感がある」というお声も多く聞かれます。

今日は自分の中のパラドックスに目を向けてみたいと思います。


相対する強みを両方もつ「パラドックス」

ルミナスパークには24のクオリティがあります。

それぞれのクオリティは相対するクオリティがあるので12対あります。

それぞれのクオリティが価値のある強みです。


すべてのクオリティを直接測っています。

すると相対する強みを両方持っていることがわかります。


私は「協力的」と「競争心がある」、「革新的」と「慎重」を両方高く持っています。

両方持っていることには実感があります。

「協力的」と「競争心がある」では、

チームの中でも私は成果を上げたい、

優秀でありたいという思いもありますが、

協力をすることでより大きな成果が出せるので、

競争に勝つためにもチームメンバーの得たいものを理解し、

協力することを大切にしています。


「革新的」と「慎重」は、

同じやり方ではなく、

変えていけるとことは変化をさせて行きたいとアイデアが浮かびますが、

これまで続いてきた価値を理解しようとし、それは大切にしたいと思います。


相対する強みを持つからこそ、

バランスを取りながら実現したいことを

実現していけることがあると感じています。


「パラドックス」を持つことで起こる葛藤

ルミナスパークワークショップを開いていて、

参加者の方からこのような声が聞かれます。


「両方の強みをもっていることで

バランスとりながらうまくやっているところもあるけど、

苦労もするよね」


私自身も思い当たることがあります。

私は、「受容力」と「タフ」という相対するクオリティを持っています。

仕事では、目的に向けて議論が必要であれば、

相手の考えも聞きながら、議論することができるのですが、

プライベートでは、両方があるからこそ苦労することがあると感じます。


以前、親戚で

「子供を預けて働く女性は、子供につきっきりの専業主婦の母親より楽よね」

ということを言った人がいました。


当時、私は子供を保育園に預けながら仕事をしていました。

親戚のその発言に私は、「そういう部分もあるかもしれない」と思う一方、

私の選択を否定されているように感じ、

「責任を持って仕事をしながら、子育てにも責任を持っていることを

楽だとは言われたくない」と反論もしたい気持ちがありました。

ただそのときは、自分の中の葛藤で反応できず、愛想笑いをするのが精いっぱいでした。


後日、私の友人にこのことを話すと

「親戚関係でも自分と考えが合わないなら、私は無理には付き合わない」と言いました。

彼女は、気の合わない親戚とは正月お盆も会わないという選択をしているそうです。


私からすると、すっぱりと決めることができてすごいなと思うことがあります。

ただ私は合わない考えだと思っても、相手のそれがすべてではないとも思うので、それで関係を絶つということはあまりしません。


どちらがいい悪いではありません。

どちらも得ていることがあれば、失っているものもあるのだと思います。


両側面を持っているからこその葛藤もあるのだと思いますし、

それが私らしさなのだと思います。

その人らしい魅力とも言えます。


あなたはどのようなところで自分の中の葛藤を感じますか?

それはあなたのどんな魅力になっていますか?

Spark Lab

『ルミナスパーク』を使った講座を定期開催しています。 自分の強みの分析/チームビルディング/セルフリーダーシップ/女性リーダーシップなど、「個の時代」の必須スキルを習得しませんか?