内在にはない「意識的努力」の資質

こんにちは!

Spark Lab(スパークラボ)の清川 絹です。


突然ですが、

もともと得意だったわけではないけれど、

仕事で否応なしにやっていたらできるようになったこと、

あなたにもありませんか?


今日は自分で頑張ったら身に着いた、嗜好のパターンについてお伝えします。


強みや弱みは、一生変わらない?

ルミナ・スパークの結果は

スキルやコンピテンシーではなく「嗜好性」です。


つまり、「放っておくと、自然としている思考や行動の傾向」です。


強みを扱うツールの共通点として、

弱みを補うより、強みを活かすことを意識しましょうというのは言われますが、

元々持ち合わせていなくても、できないとは限りません。


実際、変わることがあります。


ここでは、ルミナ・スパークで「意識的努力」と呼んでいる

「内在にはないけれど、日常で発揮している資質」についてご紹介します。

「意識的努力」とは

多くの場合、成長の過程や仕事の環境で

必要に迫られて後天的に習得した能力です。


私の場合、

たとえば「根拠重視」はもともと12%しかないのに、

日常では92%使っていますし、行き過ぎると99%に上がります。


昔、経理実務のサポートや、

パフォーマンスの数値をパワーポイント資料にしたり、

アンケート結果をまとめたりといった仕事を担当することがありました。


見せる数字の背景に、どんな根拠があるのか、

見る人が疑問に思いそうなことは、事前に考えて、

小さくてもいいので注釈を入れておく、

発表者は理解できるようにしておくということが求められていたので

根拠に気を配ることを自然にできるようになったのだと思います。


できるけれど、好きとは限らない

もともと私はこういった作業が好きではなく、

「重箱の隅を突くような質問だなぁ」とストレスに感じることも多くありました。


ただ、この種の仕事をたくさんやってきたせいか、

気づけば、いろいろなケースを、

先回りして考えないといけないと考えるようになっていました。


さらには、なぜそう言い切れるのか、

わからないことが気持ち悪くて仕方ないことがあります。


好きか嫌いかというよりは、

自然にできるかできないか、という感覚が近いように思います。


それによって満たされている価値観は?

好きでもないのにやれるようになっているって幸せなのか?という疑問に出会いました。

でも、実はきちんと価値観が満たされていたのです。


私の次に仕事のバトンを受け取る人が、

心地よく仕事をしてほしい、私との仕事がやりやすいと感じてほしい

そんな私の価値観を、しっかりと満たしているので、

自然に続けているようです。


元々の嗜好ではないのに、頑張ってできている自分を盛大に褒めると同時に、

どんな背景で、なんのために、そのパターンは身についたのだろうか?という点で考えると

自分らしさや大切にしたい価値観が見つかるかもしれません。

Spark Lab

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