自分との信頼関係を築いて、 パフォーマンスを高める

こんにちは。スパークラボの津田友恵です。

今年最初のメールマガジンになります。

今年の抱負を話す機会も多い時期ですね。


私自身は今年新しいことを始めようというよりは、

ここ数年で取り組んでいることに磨きをかけて、

より実現したいことを高めていきたいと思っています。


その中にはルミナスパークを多くの方に知って頂きたい、

体験して自分との信頼関係をしっかり築いて、

自分のパフォーマンスを高めてほしいという思いがあります。


共に結果を出すための4つの原則

このピラミッドは、ルミナスパークを開発するルミナラーニング社が

企業理念として大事にする4つの原則で、

ルミナスパークを使ったプログラムデザインもこの考え方に基づいています。

チームで仕事をすることをイメージしてみてください。

一番上の「共に結果を出す」ことを目指して

チームで取り組んでいくと思いますが、

いきなりそのチームの状態を作り出せるわけではありません。


下から「自己認識」「多様性の尊重」「ラポールを築く」を積み上げた先に、

「共に結果に結果を出す」状態になるということを示しています。


チームメンバー一人ひとりが自分自身を深く理解し、

自分と他者の違いを知ることで多様性を尊重する。

様々な人たちとラポール(=信頼関係)を築いて初めて、

共に結果を出す関係性を作ることができます。


コーチング型マネジメントをテーマにした管理職研修で、

管理職が部下との信頼関係を築くために

「部下のデーターベース」を書くことがあります。


部下のことをどれくらい知っているかが問われますが、

部下のことが何も書けず愕然とする方も多いです。

その気づきをきっかけに、

部下を知ろうとして対話を起こして信頼関係を築いていきます。


信頼関係なしに何かを“共に”目指していくことは難しいからです。


チームで仕事をしている方であれば、

この4つの原則がチームビルディングに重要であると

イメージが持てるのではないでしょうか。


自分自身と「共に結果を出す」ために大切なこと:自分自身との信頼関係と自信

この4つの原則は個人にもあてはまります。

自分自身がパフォーマンスを高め、「共に結果を出す」ためにも重要です。


自分を深く理解し、自分の中の矛盾や強み、弱みを含めた

多様性があることを受け入れ、自分自身としっかりと信頼関係を築くこと。

人とは信頼関係を築こうとしても、

自分との信頼関係をないがしろにしている方を見かけます。


ルミナスパークを使ったワークショップで、

ある女性リーダーの方が“競争心がある”が強みと出ていました。

その方は

「確かに私は競争心があるんですが、

それが強みと言われても嬉しくないです」

とおっしゃいました。


「それはなぜですか?」と伺うと、

「ギスギスしている感じがして、可愛くないですよね」

これまでのことを話してくれました。


競争心があり、どんなことも頑張って優秀で成果を上げてきた彼女でしたが、

その分学生の頃も「女性らしくない」とか「女のくせに」といったことを

言われたことがあって傷つき、競争心がある自分をあまり好きではないようでした。


私は

「“競争心がある”は大事な強みとしての資質の一つです。

これを発揮されてきたことは今のあなたにどうつながっていますか?」

とお聞きしました。


すると、「仕事も勉強も自分にも周囲にも負けないように努力してきたことで

今のポジションにいられるのかもしれない」とおっしゃいました。


私は「今日からこれはあなたの強みとしてしっかり受け止めてください」

とリクエストしました。


その方は少し笑顔になって「そうですね」とかみしめるようにおっしゃいました。


自分を知り、自分自身と深い信頼関係を築くことが、

自分をうまく活かしてパフォーマンスを高めることにつながります。


あなたは自分自身との信頼関係はどれくらい築けていますか?

Spark Lab

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