捉え方を変える?

こんにちは、Spark Lab(スパークラボ)の清川 絹です。

2023年初めての配信です!

お久しぶりになりましたが、みなさんはどのような年末年始を過ごされましたか?


私はのんびり、お取り寄せのおせち料理と、実家の母の作ってくれたお雑煮(関東なので透明なお出汁)をいただきながら、ごくごく平和な時間を過ごし、恒例の寒川神社に行った以外は、なぜか小学生の娘の1日0時0分の瞬間にみんなでジャンプする!というミッションを遂行していました(笑)


今日は、そんな不思議ちゃんな娘と本屋さんで見つけた『ポジティブことば選び辞典』という本から、いくつか紹介してみたいと思います。


ポジティブなことば選びとは

お正月って、今年の抱負とか、1年のテーマを考える人も多い時期かと思います。私も例にもれず、今年のテーマを考えていますが、娘との関わりの中で意識している「ポジティブな言葉を選ぶ」ということについて、今日は書いてみます。


突然ですが、あなたが自分について、イヤだな、嫌いだなと思っているところはありますか?


前にも書いた気がしますが、私はそもそも自分が嫌い、とずっと思ってきました。今でも別に「自分が好き」とは思っていませんが、随分自分と仲良くできるようにはなってきたと感じていて、そのための重要なプロセスは正にこのポジティブ変換力でした。


この本の中にはたくさんのポジティブな言い換えがあるのですが、単に言葉を言い換えるというよりは、一つのことの別の面を見ているような印象です。


自分へのダメ出ししてませんか?

自分へのダメ出しでよく聞くことに、飽きっぽい、器用貧乏、信念や軸がない、といったものがあります。この辞典ではこんな風に言い換えられています。

飽きっぽい→好奇心旺盛
器用貧乏→オールラウンダー
信念がない→柔軟

右側の言葉に捉え直したら、随分と印象が変わりませんか?


今までダメ出し視点の自己認識でいたばかりに、「失敗」「苦手」「怒られる体験」と紐づいていたかもしれませんが、言い換えると同じ根っこの資質でありながら、成功体験と結びつくのが想像できると思います。


右のように捉えるとしたら、どんな人に映りそうですか?行動や思考パターンは違いそうですか?


もしそうなったら、自分自身への認識は変わりますか?周りの人には、違う風に見られるでしょうか?


他者への否定的視点

他の人に対しても同様のことが言えます。


部下や後輩に対して、お調子者だとか、応用が利かないとか押しが強い、など、否定的に捉え、改善すべきだと感じるような要素を感じることがあると思います。この辞典では右のように捉え直します。

お調子者→ムードメーカー
応用が利かない→基本に忠実
押しが強い→統率力がある
未熟→将来有望
くだらない→(自分は)興味がない

それだけで、強みに見えてくるのではないでしょうか。


あの人はダメだ、苦手だと思ったら、別の側面を見て、それはどんな風に捉え直しができるか考えてみませんか?


捉え方を変えると現実が変わる

コーチングを学び始めた頃、捉え方を変えるという発想が、まったくよくわかりませんでした。正直、捉え方を変えたって現実は変わらないでしょ、と思っていました。


でも実際に、自分の中のネガティブな感情が減るだけで、同じことが起こっても、まったく見え方が違ってきたりもするから不思議だなと、日々感じています。


あなたは捉え方を変えたい自己認識や他者への認識はありますか?


出典:ポジティブことば選び辞典 (大人のことば選び辞典) 学研辞典編集部

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