Vol. 03 ルミナで知った「そんな風に思われてたの?!」
こんにちは!
Spark Lab(スパークラボ)の稲場泰子です。
3回シリーズ
『ルミナと出会ってよかったこと』
の2回目を担当します。
『ルミナと出会ってよかったこと』
それは
「そんなつもりじゃないのに、そんな風に思われているの?!」
ということがわかったこと でした。
今は人の話を聞く「コーチ」の仕事をしている私ですが、
昔はIT/ビジネスコンサルタントをしていました。
コンサルタントの世界では「強気・論理的」が「素晴らしい」ことで、
「共感・親切」は「弱い・頼りない」ことでした。
ちょっと極端な環境ではありましたが、
反対意見であってもはっきり論理的に伝え、人がどう感じるかなどそれほど気にしなくてよい
という環境は、実は自分の傾向と合っていました。
その頃、私は「仕事は仕事」と割り切り、感情に流されずに結果を出すことが「人に対する親切」だと思っていました。
みんなが変に気を使って本当のことを言わない時に、
あえて本当のことを口にして「その場に出す」ことが、「みんなのためになる」とも思っていました。
いえ、それどころか「言わなければいけない」と思っていました。
つまり、「配慮しない」は誠意だと思っていたのです。
「そんな風に思われてたの?!」
しかし、ルミナのポートレートを読んだら、こんなことが書いてありました。
「あなたの遠慮のない直接的なアプローチに
反感を持っている人が恐らくいるでしょう。
ぞんざいな対応を高圧的と感じる人もいます。」
そんな!
自分は一生懸命感情を抑えるのが誠意だと思ってたのに。
感情を出すことは未熟で、他の人に迷惑をかけることだ、と思っていたのに。
自分が頑張って最大の誠意をもってやっていることが、
人に反感を与えているかもしれない なんて
その文言に出会うまで深く考えたことがありませんでした。
敢えて気にしないようにしていた、と言いうほうが正しいかもしれません。
「あなたは強すぎる」とか「はっきり言うよね」とは言われてきましたが、
「高圧的」にしているつもりはなかったのです。
周りは自分の「つもり」を見てはくれない
当たり前のことなのですが、
周りの人は自分が「どういうつもり」で、一生懸命そういう話し方、接し方をしているかは見てくれません。
冷静になってみると思い当たることは色々とあります。
ある時、新しい上司に自分が役立つことを見せようと、事あるごとに自分の意見を言うようにしていました。
しかしある時、いつになくイラついた様子の上司に「君は上司の自分の言うことを聞く気がない」と強く言われて驚きました。
どちらかというと認められようと頑張っていたつもりだったからです。
ショックでしたが、勇気をもって「どうしてそう思われるのですか?」と聞いてみました。
すると、「僕が何か言うと、すぐに『でも』と言って言い返してくるから」と言われたのです。
私は言われた意見に同意するのではその場にいる意味はなく、違う意見を出すことを頑張っていました。
反対する意図はなかったのです。しかし、上司には「口答え」だと思われていたのです。
素直にそのことを話したら上司は「そうだったの?!」と驚いて、最後には笑って許してくれました。
人は相手の行動を勝手に解釈する
「こういう言い方をする人は意地悪に違いない」
「こういう話し方の人は弱気に違いない」
私たちは相手の言ったこと、やったことを
勝手に自分の基準に当てはめて決めつけがちです。
でも、もしそれが、全然逆だったら?
意地悪だと思ったことが、実は親切な意図だったら?
そして意地悪だと勘違いしたまま、相手に意地悪な言葉を返していたら?
折角親切な意図だったのに、お互いにいい関係性にはなれないですよね。
これはもったいない。
もしかしたら親切な気持ちの表現は色々あるかもしれません。
でも予想するのも難しい。
自分の中にある「つもり」を意識したり
相手の「実は親切な意図」を予想することを
ルミナ・スパークは、データで助けてくれるなと感じています。
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