Vol. 09 「もっと頑張る」からの脱却
こんにちは!Spark Lab(スパークラボ)の稲場泰子です。
4月以来ずっとWork from homeしていますが、
集中するとつい何時間も机に座ったままになってしまいます。
さて、今回のシリーズのお題は「つい」やってしまうこと。
緩急つきすぎ
私は物事をチャキチャキ進めるのが好きだし、得意です。
1人でできる作業の場合などは特にそうで、
集中するとフローに入っていることがよくあります。
最近では、あるトレーニングコンテンツを夏休み前に完成しなければならない、
となったとき、
ほぼ徹夜でぶっ通し作業したことがありました。
疲れましたが、終わったときはとっても爽快でした。
(だから座りっぱなしになってしまうのですが・・・・。)
仕事だけではなく、旅行に行く、と決まったときに調べものの集中力もかなり強く、
旅行って計画しているときが一番楽しいのでは?と思ったりします。
一方、仕事に全く手が付けられず、「つい 」後でやろう、後でやろうと寝かせ、
進まないことに焦り始め、それでも手が付けられない、ということが時々あります。
どうしてこうも極端に違いが出てしまうのか、自分でも不思議な時があります。
何が違うのか
仕事に入り込む時と全く手が付けられない時、その違いは何だろう?
もちろんその仕事が好きか嫌いか、得意か苦手かという違いはあります。
(家事は嫌いなので、大体後回しになります・・・でもこれは別の話。)
ひも解いてみると、「目標・着地点がはっきりしないもの」には
なかなか手が付けられない、ということが見えてきました。
私は「結果重視」というクオリティーを中心とする「赤」のエネルギーがとても強く、
それが結果・目標に向かう原動力になっています。
しかし、目標がはっきりしないと、途端にどうしていいかわからなくなるようです。
ルミナ・スパークのポートレートの中にヒントを求めたら、こう書いてありました。
つまり、「赤」のエネルギーの使い方が悪いのではなく、
反対側の「緑」のエネルギーを十分使っていないからそうなるのだ、というのです。
こんな場合、もっと上手に「赤」のエネルギーを使わなければいけないと思っていたので、
意外でした。
振り返ってみると、仕事が手につかない多くの場合、
自分の中で目標と達成手段を色々とシミュレーションして
グルグル考えていることが多い気がします。
これは「赤」のエネルギーの「使い過ぎ」だと思われるのです。
しかし、自分の頭の中のシミュレーションは、自分の頭の中の世界でしかなく、
自分が見えていないこと、知らないことは入り込む余地がありません。
そういう時は、むしろ「人間重視」を中心とする「緑」のエネルギーを使い、
他の人がどう動いているか、感じているかということにアンテナを立て、
他の人の話を聞くことで、
その仕事を捉えなおすことが必要なのかもしれません。
「もっと頑張る」からの脱却
真面目に頑張っている私たち、何かうまくいかないと、つい
「もっと頑張らないと」
と思いがちです。
でも、「もっと頑張る」ことそのものが弱みだとしたら?
何かうまくいっていない時は「いつもの方法で頑張る」を止めてみる、
ということが大事なのかもしれません。
「いつもの方法」はうまくいくことが多い一方、自分の視点を狭めてしまう。
視点が狭いから何もいいことが思いつかない。
だから止まっちゃう。
「頑張らない」を一つの選択肢にすると、もっと楽にうまくいくかもしれません。
0コメント