カラー別コミュニケーション【イエローとブルー】

こんにちは。スパークラボの津田友恵です。


先日、夕食のドレッシング作りをしていました。

レシピよりレモン汁を多く入れたほうがおいしそうだと思いつき、

やってみたら美味しくできました。


そのことを夫に、

「思い付きでやってみたらおいしかった。すごいよね、私」

と言ったところ、

「思い付きを自慢されてもね。」と、私の期待とは全く違う反応で、

もちろん私は面白くありませんでした。


私の気持ちは、

「ひらめいたアイデアでやってみたらおいしかったんだから面白いし、ほめてよ」

夫は「おいしくできるレシピがあるんだから、レシピ通りに作ったら」

全く相容れません。


私のルミナスパークの4つのカラーはイエロー、夫はブルーです。

今日はカラー別コミュニケーションのイエローとブルーについてみていきます。


直感やひらめきで判断したい「イエロー」
落ち着いて慎重に対応したい「ブルー」

ルミナスパークは

24のクオリティ、8つのアスペクト、4つのカラーで構成されています。


自分自身を深く知るには24のクオリティ。

チームメンバーを理解してコラボレーションするのは8つのアスペクトが活用できます。

4つのカラーは24のクオリティを足し上げて表現される色ですが、

コミュニケーションの好みを理解し、信頼関係を築いていくのに効果的です。


イエローのコミュニケーションスタイルは、

社交的でエネルギッシュ、正論よりポジティブなイメージがわくことを好みます。

詳細について細かく確認されたり、相手から素早い反応がなかったりすることは

あまり好きではありません。

自分のひらめきに対して、相手に素早い反応を期待しています。


ブルーのコミュニケーションスタイルは、

現実的で順序だててコミュニケーションを進めていくことを好みます。

急に話を振られるよりは、

事前に話したい議題を渡しているほうが考えをまとめる準備ができるので、

安心してアイデアを出すことができます。根拠も大事にしています。


コミュニケーションスタイルの違いを超えて
共に結果を出す

このカラーの違いを実感することがあります。

私はイエローの傾向が強く、ひらめきでアイデアを話す中に、

価値のあることが生まれるととらえています。

「今思いついたんだけど・・・」と話が飛びがちです。


先日、あるブルーの傾向の強い同僚とたまたま話をしていました。

話す中で一緒に取り組むプロジェクトについて、

私がアイデアを思いつき話し始めると、

同僚は表情は硬く、口数が少なくなってしまいました。


当初、このプロジェクトのアイデアの話をする予定ではなかったので、

びっくりしたようです。

私は内心、

「いいアイデアなんだからもう少しくらい面白がって聞いてくれたらいいのに」

と一瞬思い、気持ちがざわつきました。


ただ、私はその方のカラーがブルーと知っていたので、

相手にあった話し方をしていないのだなと反省もしました。


このまま続けるのはよくないと思い、

「このことは改めて相談させてください」

と一旦その場は終わりにしました。


また来週話しをすることにし、

次回までにお互いが考えをまとめてみるという約束しました。


すると、その同僚は次のミーティングの前に考えをメールで送ってくれました。


そのアイデアは順序だっていて抜け漏れのないものでした。

私も、思いつくアイデアを事前にメールで送り、

ぜひ意見を聞かせてほしいと依頼をしました。


ミーティングでは、その同僚は私のアイデアを読んでくれた上で、意見をくれました。


私は目指すところに一緒に進めていることが感じられて嬉しくなりましたし、

建設的なアイデアをまとめることができました。


もしカラーを知らなかったら、

私は「なんだかノリがよくなくて、スピード感がなくて面白くないな」

と相手の反応を理解しようとはしなかったかもしれません。


パーソナリティによるコミュニケーションスタイルの理解は、

ともに結果を出すうえでとても重要です。

Spark Lab

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