カラー別コミュニケーション【グリーンとレッド】

こんにちは!

Spark Lab(スパークラボ)の清川 絹です。


突然ですが、あなたはこんなふうに感じること、ありますか?


「あんなに強く言わなくてもいいのに」

「相手は大丈夫かなぁ」


人が傷つくことに対して敏感。

場合によっては、言われた側のフォローに入る。


今日は、そんな習性をお持ちの方に向けて

カラー別コミュニケーションの第二弾として、

「レッド」と「グリーン」を、「グリーン」の視点からご紹介します。


スピーディで直接的な「レッド」、
協調的な雰囲気を守りたい「グリーン」

私は自他ともに認める「グリーン」気質です。


意見が異なる時でも、できるだけ、穏やかな口調で話し合いが行われて、

それぞれ歩み寄ったり、具体的にすり合わせることで、

納得が生まれ、最終的に全体的に丸く収まるというのが好きです。


冒頭の心の声「あんなに強く言わなくてもいいのに」は、

昔、私がよく思っていたことでした。


「レッド」が強い人が、このような場面で何を感じているか聞いてみると、

多くの場合、こんなコメントが返ってきます。


・意見を戦わせること自体が楽しい!いろいろ言って欲しい。
・それぞれ違って当たり前。どんどん自分のことは相手に伝えることが、貢献すること
・その結果、成果につながるのが快感。


「レッド」と「グリーン」は、好みのコミュニケーションスタイルや

大切にすることが正反対のペアです。


「レッド」は話すペースは速く、トーンも高め、直接的・率直であることを大切にし、

「グリーン」はゆったり話し、トーンも低め、協調的な暖かさを大切にします。


憧れと恐怖の対象

「グリーン」要素が強い私からすると、「レッド」の人は、

テキパキ物事を進められ、自分の意見もはっきり伝えられる。

かっこいい。本気で憧れる存在です。


でも、面と向かって相手にはなりたくないこともある・・・。


なぜ面と向かっての相手にはなりたくないかというと、

その「圧が怖い」という、心の中の反応(感情)が起きるからです。


ただ、この感情を掘り下げてみると、

実態は「怖い」とは少し違いました。


私の場合、「怖い」を掘り下げると、

相手の率直な、ちょっと押しが強いコミュニケーションに対して、

本当は相手が心地よいコミュニケーションスタイルで返したいのに、できない

という自分に直面するから、でした。


特定の場面で、スピード感やトーンを

頑張って相手に合わせることはできます。


でも、後から「自分が本当にいいと思うことが言えなかったな」

「すぐに意見をまとめる力が低いな」

「ちょっと強く言い過ぎたかな」など

自分への反省点が山盛り出てくるのです。


本当は、ゆっくり一人で考えてから、自分で納得のいく考えを伝えたい。

穏やかなコミュニケーションを取りたい。


そう感じる「自分らしさ」に反することをしているから、

うまくいかないのは、ある意味、当たり前なんですよね。


雰囲気以外に大切にしたいことを意識する

会社で働いていると、

仕事が速いことや、テキパキ判断ができることが重要視されます。


それはそれで重要ですし、ルーティン的な内容であれば、

グリーン要素の強い人は、雰囲気よく回すことは、

むしろ得意なはず。


それでも、時に、自分がグズに思える、ダメ出しをしたくなる。


そんなときは「じっくり派な自分」を受け入れて、

「きちんと時間を取って考えたい」と伝えてもいいかもしれません。


この時のコツは、

「この件は、時間を取ってじっくり考えたいです!」と

スピーディに、自分の希望をサクッと伝えることです。


申し訳ないな・・・は横において

私はこうしたい!を伝える最初の一歩が、

大きな変化を生み出すかもしれません。


他者の存在は、刺激そのもの。

グリーン気質が強い人は、

他者からの刺激に意識を持っていかれて、

自分の思考に集中できなくなりがちです。


自分の考えをまとめるには、一人の空間が必要かもしれません。


一番集中できる環境を作って、

きちんと自分と対話をするところから始めてみませんか?

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