「多様性の世界」の新たなルールとは

こんにちは。

Spark Lab(スパークラボ)の清川 絹です。


中秋の名月を楽しんだと思ったら、

もう来週はシルバーウィーク。すっかり秋ですね。

(来週はこの通信もお休みです)


最近、インフレや為替の変化に、日々驚かされますが、

働き方や仕事の常識も、ずいぶん変わったなという実感があります。

今日は、「多様性」というものについて、改めて書いてみたいと思います。


改めて、ダイバーシティってなんだろう?

以前に、ルミナが大切にしている”Deep Diversity”という概念を紹介しました。

ダイバーシティ(多様性)を受け入れる 


「ダイバーシティ」は、もともとは、

人種や性別の問題の文脈で使われることが多かった言葉ですが、

最近では、性格や考え方の違い、生活環境の違い、家族構成の違いなど、

表す範囲が広くなってきた印象があります。


コロナ禍の影響で、

働き方(時間・場所・コミュニケーションの取り方)も契約形態も、

本当に多様になりました。


「働く場所」で言えば、完全出社型が当たり前だったのが、

ワ―ケーションも夢じゃないフルリモートや

週●回出社というハイブリット型ができました。


「働く時間帯」については、

フレックス制度といっても、メリットといえば「通勤ラッシュを避けられる」程度だったところから、「フルフレックス」が生まれ、仕事をしながらも、自分の好きなライフスタイルを実現する可能性がぐっと広がりました。


あなたはどんなライフスタイルが好きですか?

DINKS、子育て中、介護中、一人暮らし、大家族、核家族、ひとり親など、

もしかしたら、自分が選んだわけではない形態で

日々の生活を送っている人もいるかもしれません。


制約や選べない前提がある中でも、

自分で変えられることもあります。


朝型か夜型か、朝一番に何をするのか、

昼はどう過ごすのか、夜はどんな風に一日を終えるのか。


相手がいることには、もちろん調整が必要ですが、

以前に比べたら、自分のスタイルに合わせた選択が

しやすい世界になったと感じている人も、

自由なスタイルを目指したいと感じている人も多いように感じます。


自分を見失っている人も多い

一方で、今まで、きちんとした型に沿って生きてきたので、

いきなりVUCAの時代だとか、自分らしさが大切だと言われても、

ちょっと困る、と感じる方も多いのも感じます。


会社では、多様な価値観を受け入れきれずにいるケースもありますね。

マナーや礼儀はどこまで今まで通りの形で守られるべきなのか?

在宅ワークOKとはいっても、子どもやペットのWEB会議への映り込みはOKなのか?

働く時間帯がズレてしまっている同僚と、どうコミュニケーションをとれば効果的なのか?


ルールが変わってしまった世界で、

どんな新しいルールを制定するのか、

試行錯誤しているケースも多いでしょう。


いい悪いを横に置いて、意見を交流させる

こんな新しい「多様性の世界」では、どんなルールが有効でしょうか?

在宅ワークでもコミュニケーションが失われないために、

うまく行っている事例として、

「今までだったら言わなかったことを敢えて言う」という方法をよく耳にします。


相手のことはわからないからこそ、「察する」を手放して「言葉」にする。


仕事上の自分の意見は伝えることはあっても、

ライフスタイルに関する好みや、

家族との関わりが仕事に及ぼす影響などについては、

あまり話さないということも多いと思います。


「こんなこと、言ってもいいのかな」と思うようなことも

「言ってみる」ことができるのが「心理的安全性」の高さです。


また、「よかれと思ってやってたけどいいかな?」と思っていることがあれば、

率直に聞いてみるのもいいかもしれません。


仕事の効率はもちろん、多様性を受け入れながら、

心地よい人間関係を育むために、

「言ってみる」&「聞いてみる」。

自分が普段やらない方をやってみるのがおススメです。

Spark Lab

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